スキップロジックでアンケートを効果的に

スキップロジックとは?

スキップロジックとは、アンケートを実施する際に、回答者の回答内容に基づいて次に表示する質問やページを切り替える機能のことです。「条件分岐」または「分岐ロジック」とも呼ばれ、回答内容に基づいて異なるカスタムの質問経路を作成します。スキップのパターンは、回答に対してどのような定義でルール付けをするかによって異なります。

アンケートで次の質問をより効果的に!

アンケートは以下のような場面で活用されます。

アンケートを活用する場面

顧客のニーズを把握して新しいサービスを検討する
広告やキャンペーンの効果を検証する
従業員の満足度を調査する
商品やサービスの満足度を調査する
サービスを必要としている人を探す

アンケートの質問を作成するとき、こんなことを思ったことはありませんか?

  • 質問の内容がアンケートの回答者に合っているか不安
  • 不必要な質問でアンケートの回答者を混乱させることはないか
  • 可能な限りアンケートの回答者の状況に合わせた質問をしたい

アンケートにより多くの回答者から回答してもらうには、回答することで自分になにかしら返ってくるものがなければ、なかなか回答してもらえません。また、質問の内容が回答者の状況に合っていないと回答しづらかったり、回答に時間がかかると面倒になってしまい、結局最後まで回答してもらえないことになります。

いずれにしても、アンケートの作成者が質問を作成するのにかかる時間や、回答者が回答するのにかかる時間をできるだけ短くしたり、不必要な質問で回答者を混乱させないようにする、アンケートの作成者が回答者に合った質問を作成できるようにするなどを考慮しなければなりません。

このように、アンケートを実施するうえで、時間を節約し、混乱を避け、不安を払拭するのに効果を発揮するのが、スキップロジックです。

スキップロジックの仕組みは?

スキップロジックでは、回答者の回答内容に基づいて次に表示する質問やページを切り替えます。どのようなアンケートでも、条件付きの分岐方法を設定することで、回答作業がより早く、よりスムーズになります。つまり、洞察を効率的に導き出すための有効な手段なのです。

スキップロジックはこんなシーンでも効果的!

新製品の発売 

新製品を発表する場合、その製品がヒットするかどうか、その見通しを把握しておきたいところです。スキップロジックや条件付き質問を使って、どのような顧客層が新製品の購買対象となるかを評価し、その上でその購買層に新製品をどう思うか聞いてみることができます。

従業員の満足度調査

例えば、従業員のために採用したルールが有効かどうかを確認する必要があるとき、スキップロジックを使ってどういったルールが実際に最適なのか、そしてその採用によって良くなったのかどうかを確認してみることができます。

仕事の割り当て

クラス遠足の引率か、資金集めの模擬店か、保護者ボランティアがどちらを希望しているのかがわかれば、次はスキップロジックを使って、クラス遠足の引率が希望なら動物園がいいのか水族館がいいのか、模擬店が希望ならたこ焼きがいいのかTシャツがいいのか、そしてその日時はいつが希望なのかを確かめることができます。

また、イベントの企画などにも使えます。 次のワークショップではプロジェクターが何台必要で、模造紙はどれくらい用意すればいいのかを確認してみることができます。まずプレゼンをする人たちにそれらが必要かどうかを尋ねます。その上で必要な時間やツールの量を確認します。また、参加者に尋ねる場合も、まずは昼食を用意した方がいいかどうかを聞き、その上でベジタリアン用の食事が必要かどうかを聞くなどすれば、よりよいイベントの企画が可能になります。

スキップロジックでアンケートの効率が上がる3つの理由

カスタムメイド

質問の内容が回答者の状況に合わない場合、回答者はどう答えればよいかわからなくなります。たとえば、自動車を持っていない回答者に、「最近購入した自動車を評価してください」などと聞くのは適切ではありません。このように不適切な質問をしてしまうと、回答者はちぐはぐな回答をしたり、もしくはイライラして回答をやめてしまうことになります。自分に関係のない質問をすることは歓迎されません。

簡潔かつ親切

アンケートは簡潔な方が好まれます。質問項目が少ないとアンケートの回答率は高くなり、しかもより熟考された回答が得られるようになります。もしバスと電車の満足度を調査しようとした場合、回答者にバスにしか乗らない人や電車にしか乗らない人がいるのなら、回答者は自分が利用する交通機関に関する質問だけを受けた方が回答率は高くなり、しかもあなたが求めている、熟考された回答を返してくれる可能性が高まります。回答者の時間を考慮することで、回収したアンケートの質や量にもプラスになります。

流れに乗る

会話の途中で不要な質問をすると、話が途切れるのと同じで、不適切な質問は集中力が途切れる要因になります。たとえば友達にある食べ物について話そうとして、もし相手がその食べ物は苦手だと言ったなら、おそらく相手に合うように話題を変えます。ここで相手に合わない話題に固執すると、会話がぎこちなくなってしまいます。アンケートもそれと同じで、回答者にふさわしくない質問を避けることで、回答率が下がることを防ぎます。

アンケート作成・集計ツール「Zoho Survey」でも採用

アンケートで顧客ニーズをキャッチすることは、マーケティング活動においても有効な手法のひとつです。Zoho Survey ではアンケートを作成するための様々な機能を備えており、今回紹介したスキップロジックの機能も採用しています。搭載された多彩な機能を使って、数分でターゲット層に合わせたアンケートを作成することができます。送信したアンケートを回収・分析して的確な意思決定につなげることができます。

アンケート作成・集計ツール「Zoho Survey」

Zoho Survey の機能を使用すれば、すぐにアンケートを作成して最良の調査とフィードバックが得られます。多くの方法であらゆるターゲット層とつながることができ、得られた回答はレポートなどで共有して分析ができ、最良の決定ができます。アンケートの情報は安全に保護されます。

スキップロジックで好奇心をくすぐるアンケートを実施できる!

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