メール配信ツール「Zoho Campaigns」

目次

メール配信で高い効果を  

顧客とつながる効果的な手法にメール配信があります。Zoho Campaignsは、リストの管理、メール作成、送信、開封率まで一括管理できます。また、ワーフクローを設定して、定期的な自動配信も可能です。

Zoho Campaigns の機能

リストの管理

Zoho CRMやSalesforce、Kintone、もちろんスプレッドシートなどほかのツールから送付先リストをインポートすることができます。複数のリストを、同じメールの配信先として設定することもできます。また、受信者がメール配信の解除をした場合には、Zoho Campaigns内で解除の処理がされ、次回からメール配信は止まります。

メール配信先を分けて管理

Zoho Campaigns では、リストを細かく分け配信内容を変えることもできます。代表など会社経営者向けや営業担当者向け、経理向けなどターゲットに合わせ配信内容を変えることで、より効果的な反響を得ることができます。

リストを自動で整理

Zoho Campaignsは、配信リストを自動で整理してくれます。リストに登録されているメールアドレスが、重複していたり、宛先不明になるものは、自動で削除します。また、受信者が登録解除した場合も送付先から除外されます。リストは常にクリーンな状態で配信できます。

WEBサイトからも 

Zoho Campaignsの登録フォームをWEBサイトやSNSに設置すれば、フォームに入力してもらうだけで、自動でリストへの追加が可能です。登録フォームは、自社のサービスや商品に興味がある人が登録するため確度の高い顧客の獲得に役立ちます。

Zoho Campaignsには、登録フォームのテンプレートが豊富にあり、カスタマイズも可能です。初めてのフォーム作成でも迷いません。

QRコードでも

WEB サイトに QR コードを埋め込むと、スマートフォンユーザーはそのQRコードをスキャンするだけで簡単に登録フォームを開くことができます。このフォームから登録したユーザーはメーリングリストに追加され、メールの読者としてつながりができます。

API とは

Application Programming Interface の略語で、「ある1つの機能に特化したプログラムで共有可能なもの」や「ソフトウェアの機能を共有する仕組み」のことです。よく使う機能が API として用意されていれば、一からプログラムを組む必要はなく、必要に応じて API を利用し、効率的に開発を進められます。
WEB APIの場合、プログラムは WEB 上に公開され、外部から呼び出して利用します。さまざまな分野で WEB API が公開されていますが、WEB APIの多くは無料で利用が可能です。

A/Bテストで効果を測る  

反響が高い配信時間やキャッチコピーを知るために、A/Bテストができます。Zoho Campaignsがテストメールを配信する先を2つに分け、それぞれに異なるメールを配信。その結果反応が良かったメールを自動的に送信してくれます。テスト結果を反映しながら繰り返すことで、より効果の高いメールにブラッシュアップしていくことができます。より反響が大きくなる条件を特定することで、より効果のあるメール配信を可能にします。

このように、A/Bテストで2種類のメールをテストすることでより効果的なメールを調べることができます。

A/Bテストのコツ

メールを少し変えるだけで、反響に大きく影響することがあります。例えば、配信時間をお昼休み開始の12時にするか、食後と思われる12時30分にするか。それとも、朝一の9時にするか。受信者がどのタイミングで一番開封するかを探ります。同様に、タイトルはどういうコピーなら開いてみたくなるかを検証してみたり、配信元の送信者名を変えてみるというのもあるかもしれません。これらは、1度にすべてを試したらいけません。どの変更が反響に影響したかがわからなくなるからです。

レポートで分析

メールの送信後は、レポートで開封状況やリンクのクリック状況を比較し、効果の高いメールを特定することができます。また、その結果を受けて、残りのリストに効果の高かったメールを配信しさらなる効果を発揮します。

自動配信も

リストの一部にA/Bテストを行い、その結果を受けて全体へメール配信をする場合、テスト対象と期間を設定することで、送信結果から効果的なメールを選別し、リストへ自動送信することができます。もちろん、自分で分析し効果的なメールを送ることもできます。

用途に応じたテンプレート  

配信しようとしているのは、お礼メールですか、メルマガですか。メールの内容に合わせたデザインテンプレートがたくさん搭載されています。一番見合ったテンプレートを利用すれば、少しの文章を考えるだけで、すぐにメールを作成できます。

デザインされたテンプレート

Zoho サイトより

ドラッグ&ドロップで  

テンプレートを使用しても、一から作成する時でも、Zoho Campaignsはドラッグ&ドロップで、メールを完成できます。WEBページやSNSへのリンクボタン、文章を入れるためのテキストボックスをつくるのは簡単です。

自動配信とワークフロー

用意されている自動配信機能では、7種類の自動配信が設定できます。

登録日:登録されたとき
日付項目:期日や誕生日など日付項目に応じて
特定グループ:ターゲットを限定した特定のリストの人に対して
カレンダー:カレンダーの日付に応じて
メールの操作:受信者の操作に応じて
スマートシリーズ:新規に登録された人に対し、特定の間隔で
繰り返し:指定した間隔で繰り返し

それ以外の条件でメール送信を行いたい場合は、ワークフローから送信フローを自分で作れます。ワークフローにはいくつかの定型フォームがあり、それを使うこともできますし、カスタムのワークフローを作成することも可能です。カスタムワークフローは、クリック&ドロップ操作で、独自のトリガーや反応による条件分岐のなどをプルダウンで設定できます。また、オンボーディングメールを送信したり、反応によってCRMの項目を変更したりと様々な設定が可能です。

オンボーディングとは

組織やサービスに新たに加入した人に手ほどきや支援を行い、定着を促したり慣れてもらう活動のこと。
もとの意味は「新人研修」で、企業などの人事・人材管理の分野で、新たに採用あるいは配属された従業員を、組織や部署のルールや文化、仕事の進め方などにいち早く慣れさせるための教育・訓練プログラムなどのことを指します。
転じて、顧客へのオンボーディングとして、ソフトウェアやネットサービスで利用者や加入者がいち早く使い方に慣れて習慣的に利用できるよう導くための機能やコンテンツ、およびそのようなプロセスのことをオンボーディングと言うことがあります。チュートリアルやガイドツアーなどの手法がよく用いられています。
特に、近年一般的になっている登録や使用開始が無料のソフトウェア製品やネットサービスでは、初期に使いにくさを感じれば利用者は躊躇なく離脱してしまうため、丁寧なオンボーディングによって定着を図ることが行われています。

パーソナライズで親近感を

Zoho Campaignsなら、相手に合わせたパーソナライズも簡単にできます。リストのデータから、引用するものを指定するだけで差し込みができます。パーソナライズすることで、相手の共感を得やすくなります。

相手の名前を添える

メールに自分の名前が入っていると、自分宛ての特別なメールと認識し、読む確率が高くなります。文章内にも名前を入れるのも効果的です。ただし、入れすぎには注意が必要です。

自分専用の特別感  

送信担当者も同じです。電話をしている担当者の名前でメールを送ります。電話もメールも同じ担当者から送ることで「あなたの専任営業」という印象を持たせます。これは、担当者名を差し込みするだけ。

相手に合わせて変える

メールの内容にも一工夫しましょう。受信者に応じて、内容を変更することで受信者が欲しい情報を提供できます。また、送信者に対して親近感を持つようになるため、開封率も高まります。

動画を送る  

人は長い文章よりも、視覚的情報に引き付けられるものです。動画結合タグを使用して顧客に動画を送信すれば、メールキャンペーンに変化をつけることができます。

動画に共感してもらう  

メールに挿入した動画には、「いいね数」や「閲覧数」、SNSへの共有タグを表示することができます。共感した場合には、SNSで共有してもらい多くのターゲット層に拡散することが可能です。

ECに特化  

Zoho Campaignsには、ECに特化したコンテンツも用意しています。既存のECサイトと連携させれば、販売促進のためのメールや購入後にコメントを促すメールなど、オンラインストアに関わるメールが一か所で管理できます。

SMSもお任せ

携帯電話番号を用いたSMS(ショートメッセージシステム)でのメール配信も可能です。eメールよりも埋もれてしまうことがないために、開封率が高く、タイムリーに見られることが多いため、短い文章で最新情報を伝えるのに効果的です。

一定期間に適切なメール配信が可能

メールは数打っても当たりません。メール配信が、自動でラクにできるからと毎日何通ものメールを送ると、迷惑メールと判断されたり、「またか」と開封されなくなります。一定期間に適切な数を配信するためにメール制限機能があります。

SNSでメールを投稿

配信メールは、SNSに投稿することもできます。メールのリストにいなくても、SNSのフォロワーに届けることで、見込み客の新規獲得も見込めます。有益な情報を投稿し、ファンを増やしましょう。

多様なアプリと連携  

Zoho Campaigns は、CRMはもちろんEコマースアプリやソーシャルメディアなど50以上ものアプリと連携できます。CRMやEコマースアプリからメール配信リストを作成する、新しい見込み客を追加するだけでなく、ウェビナー開催予定と連携してリマインドメールを送ることもできます。

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